きっかけは親友の若すぎる死の知らせでした

突然、親友が亡くなったという知らせが届きました。

それは、彼と奥様にとって、早すぎる別れでした。
最愛の夫を亡くされた奥様に、何か出来ることはないか。

歯科技工士の私は、火葬される高熱の中でも、金歯や銀歯が焼け残ることを知っていました。
拾骨の際、ご遺骨の口の辺りに残る、黒く変形したかたまりが、元の金歯や銀歯です。

二人の絆を形にしたい。

私は、ご遺族の方にお願いをして、その金属を持ち帰り、メモリアルリングに作り変えて、後日奥様にお渡ししたのです。
「ありがとうございます。」
涙を流しながら言っていただきました。

大切な人を亡くされた方の悲しみは、はかり知れません。
しかし、故人が遺してくれたものを、指輪に作り変えることで、悲しみの中でも喜びや安らぎを感じていただければと思います。

そして、皆様への癒しや、心の支えに出来ればと思い始めました。